バンクーバーな僕ら

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5つの目標 〜ボクは馬〜

ひひーん!新年のゲートが開きました!2014年スタートです。

 

と、気づけば日付も元日から2日に間もなく変わる。

完全な出遅れ発走をたった今したばかりですが、走りながらもまずは昨年2013年のレースを回想させてください。

 

 

2013年もおかげさまで、たくさんのご縁を頂くことができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

昨年は特に、カメラマンとして携わらせて頂いた東京2020年オリンピック・パラリンピック招致の成功年となり、忘れられない1年となりました。

この勢いをこのままに2014年も駆けまくってさらなる飛躍の一年にするぞーっ!!

 

と、自分と前だけを見て自信満々にスタートゲートに入り、次はまだか!と鼻息プンプンの馬になっていました。

…もし、このまま今年も同じようにレースをしていたらボクは早くて1~2年後にはもう競走馬としては引退していたのではないかと猛烈に不安になります。

その不安を完全に拭い去ることができているわけではないですが。

 

心の底から思うのですが…ボクが本当に恵まれているのは、そんな周りが見えていない時に「ちょっと待った!冷静になれ、こっちに行きがちだが、今はこっちだ。」と手綱をひいてくれる頼れる騎手たちが突然現れたり、存在し続け近くにも遠くにもこんなボクを見放さずに居て頂けることです。

 

簡単に言うと、「てめぇ調子のってんじゃねぇぞ!」。

 

と本当にありがたい説教からあんなことや、こんなことまで。

心から反省しなくてはいけないことにも気づかせてもらい、客観的に自分を見つめ直すキッカケを与えてくれた事、

全ての原因はこんな走り方をしているボクにあるなと思えた所、そしてこれからの追い上げのためのスピードアップに繋がるムチを入れてもらった事、

たいした事できてないのに、このままの勢いに任せてこっちだ!なんて突き進んでいたら馬群に埋もれてチカラが出せなかったかも…と思うと感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

そこから考察というか、昨年そして今までの出来事を踏まえて、2014年の目標を5つあげてみました。

 

…せっかくなので、ここまで来たら「競馬」で例えさせてください。

 

 

1・競馬場、調教師、厩舎、競馬ファンの存在など、自分が走れる環境にまず感謝。

 :つまり今こうして写真活動を続けていられるのは紛れもなく自分の実力なんかではなく、

応援して支えて頂き、温かく見守って頂き、ときには叱って頂き、そして走り方を教えて頂ける皆様のおかげだという事。

レースをさせてくれるクライアント様がいること、走る姿を見て歓声やパワーをくれる仲間がいること、走るために必要な機材や集中できる環境があることなど。

それらを再認識し、そして今度はその感謝の気持ちを目に見えるカタチにして私なりに表現できる一年にできたらと思います。

 

 

2・時間やお金を賭けてくれた(る)人達の期待や信用に応えられるように、自分に実力と確固たる自信をつける。

:まわりから頂く評価と自分の実力をマッチさせること。正直に言うと、去年任せて頂いた仕事のほとんどは自分の実力以上のものだったと感じております。

周りからはお前はこれぐらいで走れるだろうと思ってもらえているスピードのレベルに、まだボクの実力が追いついていない。そのギャップを埋めるということ。

この差でできた空っぽの中身をラクしたいがために埋めずにこのままハッタリをかまして背伸びしながら続ける事もできるけど、ちょこっとチカラを入れて押されたら簡単に潰れてしまう。

潰れた時に実は自分はこのチカラしかありません、なんて言って万が一許してもらえても、それ以上にチャンスなど失うモノは大きすぎて、計り知れない。

例えば、肩書きだけで安心&期待をしてもらい、大金を費やし馬券を買ってくれた時に実力不足で結果が出せなかったら……いろいろ終了。そして2度ともう買ってもらえない。

今はその隙間があってもまだ良いのかもしれない、でもこの一年でそのスピードを出せるようにする、もしくは少しでも差を埋めなくてはいけない。

今後来る時のためにも実力と自信をどうすればつけられるか、、、それは、日頃のトレーニングの積み重ね、そして毎レースを全力で挑み経験を積み、勘を鍛え、成果を期待以上に出す事。

 

 

3・ レース&トレーニングと放牧(休憩)をうまく取ること。

:競走馬というのは走りすぎて体重が落ちすぎても実力はでません。逆もまた然り。

正直、ボクは体重が非常に変動しやすい体質です。今は若い方だからごまかせるけど、馬もカメラマンも身体が資本ということで。

腰にしょっている爆弾に火がつかないように気をつけます。

そして、なにより健康で丈夫な身体で一年過ごす事が、人に迷惑をかけないことにも繋がるという事もバンクーバー五輪という過去のレースから学びました。

 

 

4・勝負の世界で走るなら1着(一位)を目指す。

:競走馬なら1着を目指さなくてはいけない、たしかにそういう使命かなと思ってしまいます。

ボクもどうせ走るなら1着になりたいと思っています。たくさんの先輩たちが表紙を飾る姿を見て、勇気とチカラと感動をもらいました。ボクもあーなりたいな、こうなりたいなって。

でも、そんな簡単にいきなり有名なレースで1着になることはできません。もちろんこれは諦めているわけではないです。

ただ有名で人気なレース以外にもたくさんレースはあります。有名でなくたって、自分がとりたいレースがあれば、そこで1着になれるようになればいいのかと。

そして1着になれなくても、2着の姿だって喜んでくれる人がいると信じて。たとえ入賞しなくたって、走る姿を望むファンたちがいると願って。

写真は競走馬ほど勝負がはっきり分かれる世界ではないかもしれません、写真ならナンバーワンにならなくてもいい、オンリーワンになればいい、たしかに。

でも今、ボクはじゃあ何でオンリーワンなれるのか…正直まだ見つけられていなく分かっていません。

だったら夢でもある有名なレースでナンバーワンを目指して今は走ります。

 

 

5・ボクと騎手の最高な関係。

:ボクは馬、走る事しかできない。騎手というのは、仕事でお世話なっている皆様、友人、先輩、後輩、そして家族など。

自分の事を大事に出来なければ人を大事にする事はできない。かといって自分の事を大事にしすぎて人を大事にする事ができなければ、

その時は良くてもその先にある本当に自分が望むものを掴むことができない。ましてや触れることすらできないかもしれない。

まずはボクが走りたい道を見失わず、その上でそれを引っ張ってくれる騎手たちの言う事を素直に聞いて、

ボクの内(理想)と外(現実)、そしてボクと騎手(相手)、最後に自分の考えと社会(世間)の考えを、それぞれのバランスをうまく保ちたいなと思います。

 

以上の5つです。

 

競馬ファンや関係者の方からみたら怒られそうな書き方かと思います。お許しください。

そしてこんな馬ウマ言っている私自身は85年生まれの丑(うし)年で決して俊敏に動けるような動物でないですが、

アシックスを着ながら駒沢公園を走ってトレーニング(笑)をし、馬のようにフットワークは軽くいつでも駆けつけられるようにしておりますので、2014年もご一緒させて下さい。

 

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

また皆様にとって素敵な一年になりますように。

 

2014.1.1 竹見脩吾